高知県北川村にある「モネの庭」は、世界で唯一、本家ジヴェルニーのモネ財団から「モネの庭」を名乗ることを許された庭園です。
約3万㎡の敷地に約7万本の草花が植栽された3つの庭「水の庭」「花の庭」「ボルディゲラの庭」は、モネが愛した色彩と光を、高知の豊かな自然の中で再現。モネが夢見た「青い睡蓮」の見頃は6月下旬の見込みです。
この記事では、2026年現在の開花情報と、温帯性×熱帯性スイレンの見頃カレンダー、3つの庭の見どころ、ランチ情報からアクセス方法まで、世界で唯一のモネの庭を120%楽しむための完全ガイドをお届けします。
【2026年現在】高知・北川村「モネの庭」青い睡蓮の開花状況

2026年のモネの庭の温帯性スイレン(ピンク・赤)は、暖冬の影響で例年より約1週間早い開花が報告されています。「青い睡蓮(熱帯性)」の開花は6月下旬頃になる見込みです。
現在の開花状況(2026年5月6日)
温帯性スイレン 🪷 開花中
青い睡蓮 ツボミ
リアルタイム更新中
🌱 青い睡蓮の開花予想
6月下旬
平年並みの見込み
🌸 青い睡蓮の見頃予想
7〜9月
ピーク約3ヶ月
温帯性×熱帯性スイレンの見頃カレンダー
モネの庭のスイレンには「温帯性」と「熱帯性」の2種類があり、見頃時期が異なります。人気の「青い睡蓮」は熱帯性で、水温25度以上の環境でしか咲かないため、夏が本番です。
| 種類 | 色 | 見頃時期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 温帯性スイレン | ピンク・赤・白・黄 | 4月下旬〜10月上旬 | ジヴェルニーから株分けされた品種を含む。 水面に浮かぶように咲く。 |
| 熱帯性スイレン (青い睡蓮) | 青・紫 | 6月下旬〜11月初旬 | モネが咲かせられなかった夢の花。 水温25℃以上で開花。 |
【独自】月別見頃カレンダー
スイレンだけでなく、園内の季節の花も含めた年間スケジュールをまとめました。
| 月 | スイレン | その他の見どころ |
|---|---|---|
| 4月 | 温帯性が咲き始め(2026年は4/13〜) | チューリップ、桜 |
| 5月 | 温帯性が見頃に | バラ、アジサイ準備 |
| 6月 | 温帯性見頃+青い睡蓮の開花 | アジサイ、ユリ |
| 7月〜8月 | 温帯性+青い睡蓮のダブル満開(約300輪) | ヒマワリ |
| 9月〜10月 | 温帯性終盤+青い睡蓮の見頃後半 | コスモス |
| 11月 | 青い睡蓮の見頃終盤へ | 紅葉 |
モネの庭にある3つの庭|水の庭×花の庭×ボルディゲラの庭
モネの庭は「水の庭」「花の庭」「ボルディゲラの庭」の3つのエリアで構成されており、それぞれにモネの人生の異なる時期をテーマにした空間が広がっています。
3つの庭の特徴
3つの庭それぞれ特徴が異なり、季節によってさまざまな花を楽しめます。
| 庭 | テーマ | 見どころ |
|---|---|---|
| 水の庭 | モネの連作『睡蓮』の世界 | 青い睡蓮のある池、太鼓橋、藤棚。 |
| 花の庭 | モネの「画家のパレット」 | 四季の花々がモネの色彩感覚で配置。 チューリップ→バラ→ヒマワリ→コスモスのリレー |
| ボルディゲラの庭 | モネがルノワールと旅した地中海の風景 | 2020年完成の新エリア。 樹齢100〜300年のオリーブ、ヤシ、レモン。 丘からの太平洋の眺望 |
ボルディゲラの庭は2020年にオープンした新エリア
北イタリアの町ボルディゲラは、モネがルノワールとスケッチ旅行に出かけた際に魅了された場所。丘の上の「リヴィエラの小屋」からは太平洋が望め、土日はカフェも営業。「地中海×太平洋」のクロスオーバー体験ができるのはここだけ。
人気が高い「水の庭」の魅力
モネの庭の3つの庭の中で最も人気が高いのが、スイレンが咲く「水の庭」です。モネが描いた連作『睡蓮』の世界を、高知の光と水の中に再現した空間です。
印象派の巨匠クロード・モネが、フランス・ジヴェルニーの自宅の庭で生涯をかけて咲かせようとした花がありました。それは「青いスイレン」。
熱帯性のスイレンは、ジヴェルニーの気温では水温が足りず、モネは最後まで咲かせることができなかったのです。 そのモネが叶えられなかった夢が、日本の高知県、人口わずか約1,300人の小さな村で実現しています。
なぜここだけが「モネの庭」を名乗れるのか?
北川村のモネの庭は、フランス・ジヴェルニーの本家モネ財団の監修のもと造られ、世界で唯一「モネの庭」を名乗ることを許された庭園です。その理由は、単なるコピーではなく、モネの美学と精神を「高知の自然」の中で再解釈した庭づくりが認められたからです。
水の庭の池にはジヴェルニーから株分けされた温帯性スイレンが植えられており、「モネが見たスイレンの直系の子孫」が高知の水面に浮かんでいます。
モネの庭の撮影スポット&時間帯別の光の変化
モネの庭で写真を撮るということは、「印象派の画家が追い求めた光と色を、カメラで捉える」ということ。時間帯によって変わる光の質が、まったく異なる写真を生み出してくれます。
モネの庭おすすめ撮影スポット

モネの絵画『日本の橋』のモチーフとなった太鼓橋とスイレンの池。最もアイコニックな構図です。
風が穏やかな日の午前中、水面に空と雲が映り込み、スイレンが空に浮かんでいるような幻想的な写真が撮れます。
青い花弁の繊細な色のグラデーションは、マクロレンズで接写すると「まるでモネの筆づかい」のような質感に。
オリーブとヤシの向こうに太平洋が広がる「地中海×高知」のパノラマを楽しめます。
青い睡蓮の撮影におすすめのグッズ
モネの庭の青い睡蓮を撮影するなら、スマホ用マクロレンスがあると便利。さらに広角レンズがあると、モネの庭のパノラマ撮影が可能になります。
時間帯別の光と撮影アドバイス
モネが「光の画家」と呼ばれたように、モネの庭も時間帯によってまったく異なる表情を見せます。青い睡蓮は午前中しか花が開かないため、午前中の訪問が鉄則です。
| 時間帯 | 光 | 睡蓮 | おすすめ |
|---|---|---|---|
| 開園直後(9:00〜) | 柔らかい朝の光 | 全開◎ | 撮影のゴールデンタイム。水面の反射が最も美しい |
| 10:00〜12:00 | 鮮やかな順光 | 全開◎ | バランスの良い定番タイム |
| 12:00〜14:00 | 明るいトップライト | 閉じ始める | 花の庭・ボルディゲラの庭を楽しむ |
| 14:00〜閉園 | 暖色の午後光 | 閉じている | 園内カフェ&ショップ巡りを楽しむ |
「スイレンは午後に閉じる」
これを知らずに午後に訪問して「花が咲いてなかった…」という声は口コミでも散見されます。特に夏場は朝から開き始め、午後になると閉じてしまいます。スイレン目当てなら午前中の訪問が絶対条件です。
雨の日のモネの庭が実は「モネの絵に最も近い光景」
モネの庭のある高知県は、日本有数の多雨地域です。しかし、雨の日のモネの庭は「晴れの日より美しい」という声もあります。
モネの絵画に描かれた睡蓮の池は、しばしば曇りや雨の柔らかい光の中で描かれています。雨に濡れた緑の葉、水面に広がる波紋、靄がかかった池。雨の日のモネの庭は、実は「モネの絵に最も近い光景」かもしれません。
高知・北川村「モネの庭」青い睡蓮のランチ情報
モネの庭の園内には、北川村特産のユズを使ったグルメ・ランチが楽しめるスポットがあります。
カフェ モネの家

地元の新鮮食材を使った料理を楽しめるカフェテラス。北川村の自然が一望できる場所にあり、落ち着いた雰囲気の店内で地元食材を使った季節折々の料理を楽しめます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00~16:30(LO 16:00) ランチタイム 10:00~15:00(LO 14:30) |
| 休業日 | 毎週火曜日、12月1日~2月末日(冬期休業) 「モネの庭」の休園日 |
| 席数 | 44席(1階)、50席(2階・団体専用) テラス席(晴れの場合は使用可能) |
手作りパン工房

北川村特産のユズを使ったパンやシフォンケーキが味わえます。焼きたてのパンの香りが漂う工房は、庭園散策の合間の休憩にぴったり。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | パンはカフェ「モネの家」店舗内で販売 店頭での販売は不定期 |
| 休業日 | 6月~10月の第1・第3水曜日、12月1日~2月末日 |
| テイクアウト販売 | カフェ「モネの家」は火曜日定休ですが、テイクアウトのみ販売 (※火曜日はカレーなど軽食も販売、16:30閉店) |
リヴィエラの小屋(ボルディゲラの庭)

ボルディゲラの庭の丘の上にある「リヴィエラの小屋」では、土日にカフェが営業。コーヒー、アイスコーヒー、ブラッドオレンジ、ユズジュース、青空ソーダが楽しめます。太平洋を望みながらのカフェタイムは、まるで地中海のリゾートです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:30~16:00 |
| 休業日 | 6月~10月の第1・3水曜日、12月1日~2月末日 |
| 支払方法 | クレジットカード使用不可 |
高知・北川村「モネの庭」青い睡蓮のアクセス方法
モネの庭は高知県の東部、安芸郡北川村に位置しています。公共交通機関でのアクセスは限られるため、レンタカーでの訪問がおすすめです。
| 出発地 | 経路 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 高知市内 | 国道55号東進 → 奈半利町で左折 → 北川村 | 約1時間30分 |
| 高知龍馬空港 | 車で北川村へ | 約1時間 |
🚗
レンタカー予約
北川村は公共交通機関が限られるため、高知市内や高知空港でレンタカーを借りるのが現実的。国道55号沿いのドライブは太平洋を望む絶景ルートでもあり、移動自体が旅の楽しみになります。
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周辺観光モデルコース|モネの庭×高知の自然
モネの庭がある高知県東部には、自然の絶景スポットが点在しています。ここでは、モネの庭と組み合わせた旅行のモデルコースを提案します。
半日・日帰りコース

| 時間 | スポット | ポイント |
|---|---|---|
| 9:00 | モネの庭(水の庭→花の庭→ボルディゲラの庭) | 午前中にスイレンを鑑賞+撮影 |
| 11:30 | ユズかけソフト&パン工房で休憩 | 北川村の味覚を堪能 |
| 12:30 | 奈半利町〜安芸市でランチ | 高知の海鮮を堪能 |
| 14:00 | 安芸市 野良時計 or 岩崎弥太郎生家 | 高知東部の歴史スポット |
1泊2日コース

モネの庭を軸に、高知東部の魅力を堪能するプランです。
| 日程 | スポット |
|---|---|
| 1日目午前 | 高知市内観光(ひろめ市場、高知城) |
| 1日目午後 | 国道55号ドライブ→安芸市泊 |
| 2日目午前 | モネの庭(9:00開園と同時に水の庭へ) |
| 2日目午後 | 室戸岬ドライブ or 帰路 |
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高知・北川村「モネの庭」青い睡蓮によくある質問 Q&A
現在の開花状況をチェックして「モネの庭」に出かけよう
2026年の北川村モネの庭のポイントをまとめます。
- 青い睡蓮(熱帯性)の見頃は6月下旬〜11月初旬、ピークの8月頃に約300輪が同時開花
- スイレンは午前中しか開かない→午前中の訪問が鉄則
- ランチは「カフェ モネの家」か「リヴィエラの小屋」がおすすめ
- 高知市内から車で約1.5時間(レンタカーのアクセス推奨)
- 休園日:6〜10月は第1・第3水曜、12〜2月は冬季休園
朝の光が水面に差し込み、スイレンの花びらがゆっくりと開いてい瞬間に立ち会えるのは、午前中に庭園を訪れた人だけの特権です。
この記事で現在の開花状況をチェックして、モネが夢見た青い花に会いに行ってみてください。
※本記事の開花情報は2026年5月時点の北川村モネの庭公式サイトの情報に基づいています。スイレンの開花は天候・水温により変動し、入園料・開園時間も変更の可能性があります。訪問前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

