東京都江東区、清澄白河の「清澄庭園(きよすみていえん)」は、明治の大名庭園と花菖蒲が出会う、都心でも指折りの初夏の名所です。
「花菖蒲の名所」と聞くと、堀切菖蒲園や小岩菖蒲園のような大規模な菖蒲田を思い浮かべるかもしれません。でも清澄庭園の花菖蒲は、それらとはまったく異なる魅力を持っています。
この記事では、2026年現在の開花状況、清澄白河カフェ巡りモデルコース、アクセス・入園料まで、岩崎弥太郎の名園で花菖蒲を楽しむための情報をお届けします。
【2026年現在】清澄庭園の花菖蒲の開花状況

清澄庭園の花菖蒲は、例年5月下旬に見頃を迎え、6月上旬まで楽しめます。訪問前に現在の開花状況をチェックしておくと、最高のタイミングに出会えます。
現在の開花状況(2026年5月19日)
🌸 つぼみ
リアルタイム更新中
🌱 開花予想
5月中旬
平年並みの見込み
🌸 満開予想
5月下旬
ピーク約2〜3週間
🍃 散り始め予想
6月下旬
花吹雪も見どころ
例年の見頃スケジュール
東京都公園協会の過去の開花情報を踏まえた、清澄庭園の花菖蒲の見頃カレンダーです。
| 時期 | 開花状況 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 5月中旬 | 一番花が咲き始め。つぼみが目立つ | ★★★☆☆ |
| 5月下旬 | 見頃入り。花数が一気に増える | ★★★★★ |
| 6月上旬 | 最盛期〜見頃後半。アジサイとの共演も | ★★★★★ |
| 6月中旬 | 見頃終盤。遅咲き品種がまだ楽しめる | ★★★☆☆ |
清澄庭園の花菖蒲の魅力
清澄庭園の花菖蒲は約350株。堀切菖蒲園(約200種6,000株)や小岩菖蒲園(約5万本)と比べると規模は控えめです。しかし、清澄庭園の花菖蒲の魅力は「量」ではなく「質」と「景観との調和」にあります。
他の菖蒲園にはない「庭園×花菖蒲」の美

清澄庭園は回遊式林泉庭園となっており、中央の大泉水(池)を取り囲む形で、全国各地から集められた名石と、松や桜などの樹木が配された格調の高い日本庭園です。
回遊式林泉庭園とは?
園内を回遊して鑑賞する日本庭園の形式のひとつ。中央に大きな池、その周りに樹木や小路を巡らせ、変化する景観を歩きながら楽しめるのが特徴。
「庭園の池→名石→松→菖蒲田」という奥行きのある構図は、他の菖蒲園では絶対に見られない清澄庭園だけの景観です。
花菖蒲とアジサイの共演
清澄庭園では花菖蒲と同時期にアジサイも見頃を迎えます。紫の花菖蒲と青〜紫のアジサイが、庭園の緑の中で競演する光景は、初夏の清澄庭園でしか見られない特別な風景です。
清澄庭園「花菖蒲と遊ぶ」2026|花と音と茶の初夏イベント
清澄庭園では毎年、花菖蒲の見頃に合わせて「花菖蒲と遊ぶ」イベントが開催されます。
2026年も約3週間の開催が決定しており、花菖蒲にまつわる講座や演奏会が楽しめます。すべてのイベントは入園料のみで参加可能(一部先着順)という太っ腹な内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催期間 | 2026年5月23日(土)~6月14日(日) |
| 時間 | 9時~17時(最終入園は16時30分) |
| イベント | 花菖蒲演奏会、お休み処「清澄茶屋」、庭園ガイド等 |
涼亭での抹茶セットは「花菖蒲と遊ぶ」期間限定
池に突き出した数寄屋造りの涼亭から、庭園の池と花菖蒲を眺めながらいただく抹茶は、清澄庭園でしかできない、最も贅沢な初夏の過ごし方です。
清澄庭園の花菖蒲のアクセス方法と入園料
清澄庭園は都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線の「清澄白河駅」から徒歩3分という抜群の立地。仕事帰りや休日のちょっとしたお出かけに気軽に立ち寄れます。
都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」
→ A3出口から徒歩約3分
清澄庭園の基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都江東区清澄3-3-9 |
| 入園料 | 一般150円、65歳以上70円(小学生以下無料) |
| 開園時間 | 9:00〜17:00(最終入園16:30) |
| 休園日 | 年末年始(12/29〜1/1) |
| 花菖蒲 | 約350株 |
| 庭園タイプ | 回遊式林泉庭園(東京都指定名勝) |
| 歴史 | 明治時代に岩崎弥太郎が造園。全国各地から名石を収集 |
| 主な施設 | 大泉水(池)、大正記念館、涼亭、自由広場、菖蒲田 |
🅿️
akippa 駐車場予約
清澄庭園に駐車場はありません。車でアクセスする場合は、周辺の個人駐車場・コインパーキングを事前予約しておくとスムーズです。
清澄白河カフェ・ランチ巡りプラン
清澄庭園がある清澄白河エリアは、東京屈指のコーヒーの街として全国的に知られています。
ブルーボトルコーヒーの日本1号店が出店したことで火がつき、現在は多数のロースタリーやカフェが軒を連ねるおしゃれなエリア。花菖蒲の鑑賞とカフェ・ランチを組み合わせた半日プランを提案します。
おすすめ半日モデルコース「花菖蒲×清澄白河カフェ巡り」
| 時間 | スポット | ポイント |
|---|---|---|
| 9:00 | 清澄庭園(花菖蒲鑑賞+庭園散策) | 朝の静かな庭園で花菖蒲と名石を堪能 |
| 10:00 | 涼亭で抹茶セット(イベント期間中) | 池を眺めながらの抹茶は至福の時間 |
| 10:30 | 清澄白河のカフェへ | ブルーボトルコーヒー、ARiSE、Allpress Espresso等 |
| 11:30 | 深川めし or 周辺ランチ | 深川の名物「深川めし」もおすすめ |
| 13:00 | 深川江戸資料館 or 東京都現代美術館 | 文化施設とのハシゴも可能 |
清澄庭園の花菖蒲で絶対行くべき撮影スポット
清澄庭園は日本庭園の中でも特にフォトジェニックなスポットとして知られています。花菖蒲の時期に特におすすめの撮影ポイントを紹介します。
おすすめ撮影スポット
庭園内は「石」がシンボル。全国各地から集められた名石と花菖蒲を組み合わせた構図は、清澄庭園ならではの一枚になります。
菖蒲田の橋からの構図
菖蒲田の中央に架けられた橋(通行止め)の手前から、橋越しに花菖蒲が広がる構図は菖蒲田のベストショット。
涼亭×池×花菖蒲の遠景
数寄屋造りの涼亭と池を手前に入れ、奥の花菖蒲を配置する「日本庭園×花菖蒲」の三重構図は、清澄庭園ならではの格調の高い一枚。
磯渡り(飛び石)×水面の映り込み
大泉水に突き出した飛び石から、水面に映る花菖蒲やアジサイを狙うと、独特の反射美が楽しめます。
名石×花菖蒲
岩崎弥太郎が集めた名石と花菖蒲の組み合わせは、「明治の美学×初夏の花」という物語性のあるショット。
時間帯別のおすすめ
庭園は東に開けた構造のため、午前中の光が最も美しく差し込みます。
| 時間帯 | 光 | おすすめ |
|---|---|---|
| 開園直後(9:00〜10:30) | 柔らかい朝の光。水面の反射が美しい | 撮影のゴールデンタイム。人も少ない |
| 10:30〜12:00 | 鮮やかな順光 | バランスの良い定番タイム |
| 12:00〜15:00 | 明るいトップライト | 涼亭の抹茶タイムと組み合わせ |
| 雨の日 | 柔らかい拡散光 | 雨に濡れた花菖蒲の艶と水滴は格別の美しさ |
雨の日こそ清澄庭園の花菖蒲は美しい
雨粒を纏った花びらは独特の艶を放ち、庭園全体がしっとりとした初夏の情緒に包まれます。来園者もぐっと減るため、雨の日の平日午前は「最高の穴場」。折りたたみ傘を持参して、あえて雨の庭園を歩いてみてください。
📱
スマホ用カメラレンズ
スマホでも本格的な花の写真が撮れる外付けレンズ。広角・望遠・マクロの3点セットが人気です。
清澄庭園の花菖蒲によくある質問 Q&A
花菖蒲の開花状況をチェックして清澄庭園に出かけよう
2026年の清澄庭園「花菖蒲」のポイントをまとめました。
- 花菖蒲の見頃は5月下旬〜6月上旬(アジサイとの共演も楽しめる)
- 約350株の花菖蒲(回遊式林泉庭園の中に咲く格調の高い景観)
- 入園料150円(65歳以上70円、小学生以下無料)
- 清澄白河駅から徒歩3分、駐車場なし
- 清澄白河カフェ巡りとの組み合わせが初夏の鉄板コース
2026年の初夏、清澄白河の名園で花菖蒲に会いに行ってみてください。出かける前に、この記事で現在の開花状況をチェックしておくと、見頃を見逃さずにすみます。
※本記事の開花情報・イベント情報は2026年5月時点の東京都公園協会等の発表に基づいています。花菖蒲の開花は天候・気温により変動し、イベント内容も変更の可能性があります。訪問前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

